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咬み合わせ

歯ぎしり、食いしばりの口腔内所見

頬粘膜の白線
歯ぎしりや食いしばりにより頬の内側の粘膜に歯の痕がつきます。
白い線に見えるため頬粘膜の白線と言います。
舌の圧痕
歯ぎしりや食いしばりにより舌の横に歯型の痕がつきます。
ディンプル
歯ぎしりによりエナメル質が削られ中の象牙質が露出します。この症例は全体に丸みを帯びているので酸蝕症も疑われます。
シャイニングスポット
歯ぎしりにより金属が長時間何回も擦れ金属の一部がピカピカに研磨されます。Kの写真は上の前歯の裏側ですが、矢印が下の前歯と何回も強い力で擦れ合いできた研磨面です。
マイクロクラック
歯の中央に縦に入った亀裂が見えます。強い力(歯ぎしりなど)により歯にヒビが入ってしまった状態です。
この状態を放置すると歯が割れてしまう可能性があります。
ファセット
歯ぎしりにより歯のかみ合わせの部分が平らに擦り減っています。
普通に噛んだ状態
横に歯を動かしてもらい歯ぎしりをしてもらうと上下の歯がピッタリ合うのが分かります。
マイクロクラック(矢印部分)も認められます。
この状態を放置するとさらに進行しいきます。