トップページ>トピックス・新着情報>第85回健康道場「ニンニク part3」
第85回健康道場は「ニンニク part3 においの正体」です。
にんにくのにおいは気のせい・・・ではなく実在しているのです。
その正体は「アリルメチルスルフィド」です。
元々にんにくに含まれているアリインという無臭物質が
形を変え、行きついた先がこの物質です。
アリインはにんにくを切ったり擦ることで、アリシンに化学変化します。
しかしアリシンも化学的に不安定な物質であり、安定を求めて
ジアリルジスルフィドへ変化。
これを食べると体内でアリルメルカプタンへ変化
更に腸まで届くと
アリルメチルスルフィドへ変わります。
何度も形を変えるのです。
問題は、このアリルメチルスルフィドにまでなると、体で代謝されなくなるということ。
そのため、息や汗や尿からにおいそのまま排出され続けるのです。