第77回健康道場は「フードシナジー」です。

フードシナジー(Food synergy)とは、相乗効果で栄養価が高まる「食べ合わせ」のことです。

違う食材の持つ栄養素が相乗効果を生み、一緒に食べることで栄養価が高まる食べ合わせです。

例えば、お味噌汁の具材（お味噌、豆腐、海藻）が代表的です。

大豆にはサポニンというファイトケミカルが大量に入っていて

動脈硬化を促進する過酸化脂質の生成を抑制し、かつ分解を促進

更にビタミンB1・E、鉄分、カルシウム、ミネラルなども豊富に含んでいます。

しかし、唯一といっていい欠点に、必須ミネラルであるヨウ素を排出してしまうことが挙げられます。

そこで、お味噌汁の具材として、定番でもある「海藻」を食べ合わせるのが大事です。

 

昔ながらの日本食は、とても理にかなった食べ合わせ（フードシナジー）が多いのです！