トップページ>トピックス・新着情報>第82回健康道場「たまねぎ」
今週の健康道場は第82回「たまねぎ」についてです。
前回健康道場で硫化アリルを含む代表野菜として紹介しました
たまねぎ、ねぎ、にら、にんにくの一つです。
たまねぎの辛い成分がまさに硫化アリルです。
血液凝固を抑制したり、慢性疲労・肉体疲労を回復させ
免疫力アップや解毒作用、脂肪燃焼促進作用があります。
しかし、この硫化アリルには弱点があり、熱に弱く水に溶けやすいです。
その為、切ったたまねぎは水につけないことがお勧めです。
さらに、たまねぎを切る際は、繊維に対して横向きに切ることがお勧めです。
辛み成分の硫化アリルがチオスルフィネートという成分になり
血液サラサラ効果が高まるからです。
さらには、切った後は15分空気に触れさせておくと良いです。
この間に硫化アリルに酵素反応が進み、トリスルフィドという加熱に強い
物質に変わることで効能が高まります。
そしてさらに加熱することで糖度の高いセパエンに変化します。
最後に、硫化アリルは水溶性の為
料理のスープまで頂くことで余すことなく摂取出来てお勧めです。